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できること、できないこと。

できたことと、これからやりたいこと。

1. 当社のロービジョンエイドへの思い&方針&姿勢

 弊社は”人の可能性を照らせ”という理念のもとに、

成長を続ける最先端の半導体レーザ企業です。革新的で

高信頼の当社製品を活用頂くことによって、みなさまの

生活を安全で豊かなものにし、世界の幸福と平和に貢献

することを目指しております。 

 レーザ網膜投影技術を弱視者支援に活用することにし

た背景には、世界で2.5億人、日本で145万人に上る弱

視者の数がありました。弊社は、これまでに臨床眼科学会、眼鏡店、盲学校など、弱視者と共にある多くの方々のお力添えをいただきましたが、私たちの共通の思いは「ロービジョン者のQOLを高める」ことです。

 また、人の眼の寿命は70年と言われており。高齢になれば見えにくさが大きな課題になると予想されます。今後この技術は、眼科医療検査・検診、作業支援等への応用を経て、一般消費者向けウェアラブル情報端末として世界的に普及していきます。レーザ網膜投影技術を広めていくことは、新しい価値を生み出すことだと考えています。

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2. レーザ網膜投影の見え方への効果:できること&できないこと

網膜投影イメージ.png

              できること

              瞳孔を通った弱い三色(赤青緑)のレーザビーム

             で、網膜にカラーの画像を投影することができま

             す。細いレーザビームを高速で走査します。いわ

             ば、網膜をスクリーンとしたレーザプロジェクター

             です。

              できないこと

              レーザビームは網膜をスクリーンとする必要があ

             ります。そのため、瞼が閉じたままの時、あるい

             は、何らかの理由で、瞳孔を光が通過しない時は、

             この技術は使えません。

 

 できること

​ 眼球前部の機能をスキップできます。ピントを合わせる機能を担っている

、眼球の前部にある水晶体ですが、レーザ網膜投影技術を使うと、その機能を使わずにピントの合った画像を見ることができます。矯正眼鏡やコンタクトレンズを使ったり、目を凝らしたりすることなく、くっきりした画像を見られます。

 できないこと

 眼球の網膜が全く使えない状態では、画像を見ることはできません。ただ、網膜がダメージを受けている場合であっても、部分的に機能していれば、投影された画像を見ることができる可能性があります。

 できること

​ 網膜の広い範囲にレーザを投影することができます。必要に応じて網膜の最適な部分を選んで投影することができます。網膜の最適な部分は、同じ技術を応用した検査機器で正確に知ることが可能になります(開発中です)。

 できないこと

 緑内障などの疾患の影響で視神経の機能が使えない時は画像を見ることができません。網膜に映し出された画像は視神経を通って脳に届けられますので、視神経が何らかのダメージを受けている場合、その程度によっては網膜に映した画像を見ることができません。

 できること

 レーザ網膜投影技術を使ったレティッサディスプレイとレティッサメディカルは眼鏡型で、コントロールボックスには充電式の電源を内蔵しているので、両手を自由に使え、PCの操作などと共に使用することもできます。

 できないこと

 コードで繋がっているコントロールボックスには電源のほかにレーザも入っていますので、コントロールボックスを取り外すことはできません。

 ​網膜投影のイメージ図

 

 

3. 御期待に応えるための開発製品化ロードマップ

    できたこと&これからできるようにしたいこと

 できたこと

 自分の目でピントを調節しなくてもくっきり

した画像が見えるようにするレーザ網膜投影技

術の実用化を実現することができました。その

結果、多くの見えづらい方々に良好な視界を提

供しました。

 これからできるようにしたいこと

 全ての人の見え辛さを解消するために、より

広く、より遠く、より細かく、技術を成長させ

ます。そして、人類を「見え方の格差」から解

放します。このことは、「将来見えにくくなる

かもしれない」という不安や悩みを解消する事

に繋がります。

 できたこと

 レーザ網膜投影技術の安全性と効果を示すことが

できました。レーザ網膜投影技術を使ったレティッ

サメディカルが厚生労働省の医療機器製造販売承認を取得し、「眼鏡やコンタクトレンズでは十分な視力が得られない不正乱視の方を対象とし、視力を補正する眼鏡型の医療機器である」と認められました。このことは、臨床試験で立証された視力補正の効果と、国際安全規格を満たした安全性が確認されたことを意味しています。

 これからできるようにしたいこと

 使用実績のデータからさらなる長期間、長時間使用の安全性を実証していきます。

                   できたこと

                   民生品レティッサディスプレイⅡとオプショ

                  ンフレームの販売を開始しました。スマートフ

                  ォン、タブレットやパソコンなどをHDMIケーブ

                  ルで接続し、その画面を視力にかかわらずクリ

                  アに網膜に投影します。オプションフレームは

                  フレームブランドのシャルマンが一般の眼鏡に

                  近いスタイルにデザインしました。

                   これからできるようにしたいこと

                   専用フレームやカメラなどのオプションやア

                  クセサリーを開発し、組み合わせることで様々な用途に応用・展開します。また、普及を広めることで、お求めやすい価格にしていきます。

 できたこと

​ 医療機器レティッサメディカルの販売を開始しまし

た。眼鏡のフレーム中央にある小型カメラの映像を、

レーザ網膜投影技術を使って網膜に描きます。視力が

補正され、必要に応じて2倍にズームできます。また

読書速度の向上、小さい文字の判読が可能になると期

待されます。

 これからできるようにしたいこと

​ カメラのズーム倍率を上げ、お求めやすい価格にし

ていきます。

 できたこと

​ プロジェクタユニットとの組み合わせで広視野角の周辺視野をカバーするレティッサオプトヘッドの販売を開始しました。スマートフォン、タブレットやパソコンなどをHDMIケーブルで接続し、その画面を視力にかかわらずクリアに網膜の広い範囲に投影します。

                これからできるようにしたいこと

                網膜投影技術の特性を活かし、手軽に御自分の視野

               機能をセルフチェックできる機器を開発します。

               そのことで、これからますます加速する高齢化社会の

               未病、具体的には、網膜症による眼疾/失明対策に貢

               献して行きたいと考えています。

                また、後述する「RETISSA SUPER CAPTURE」のよ

               うに、より広角の画像を高倍率ズームカメラと組み合

               わせるなどして、より多くの見え辛い方々に貢献でき

               る機器の開発を進めていきます。

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13年ぶりに父親の顔をみた喜びを、”Papa, you have grown old,  I can see the wrinkles on your forehead.”と伝える記事(ドイツ,2018)

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写真(上):レティッサディスプレイⅡ

写真(下):レティッサディスプレイⅡ専用オプションフレーム。メガネフレームのシャルマン(福井県鯖江市)が製造

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写真:医療機器レティッサメディカル

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写真:レティッサオプトヘッド。プロジェクタユニットと組み合わせることで広視野角をカバーすることができる

4. お客様の声:体験者インタビューと「With My Eyes」

体験者インタビュー

https://www.retissa.biz/blog

レーザ網膜投影技術を広くお知らせするこ

とを目指して開設したブログで、レーザ網

膜投影技術を体験して下さった方の生の声

を集めています。ここで紹介されている方

々は、見えづらさを感じているほかの人たちに、この技術を知らせるために協力してくださいました。「黒が黒に見える」「これなら本が読める」「ああ、久しぶりにものを見たなあ」「初めて物の境界がわかりました」「まっすぐ前が見える」など、当事者ならではの率直な感想を語って下さっています。今後も掲載していきます。

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「With My Eyes」プロジェクト

https://www.youtube.com/watch?v=p5bIfs94Oys&feature=emb_rel_pause

 

 ロービジョン者が撮影した写真展と、映像です。弊社の開発チームはロービジョンの方々とのやり取りを通して、ロービジョンの方々が「困っている」ことは生活の一部分であることに気づきました。そこで、不便を改善するのではなく、生活に新たな価値を提供するというコンセプトに取り組むことにしました。その最初の試みがレーザ網膜投影技術を⽤いたカメラ型デバイス 「RETISSA SUPER CAPTURE」です。これまでスマートフォンで写真を撮って、画面を拡大して対象物を見ていたロービジョン者が、このカメラを手に、自身の眼でファインダーをのぞき、被写体を見ながら撮影しました。

写真展「With My Eyes」は2020年12月から翌年1月までZoff原宿店で行われました。

 柿本ケンサク監督による映像「With My Eyes」では、5人のロービジョン者が胸の内を語ります。彼らがロービジョンであることを(必ずしも)デメリットだと考えていないという気付きを与える作品となっています。

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